タイトル名   メーカー、ブランド名   総プレイ時間  
Making*Lovers 激イチャアフターストーリー Vol.01   SMEE   2 〜 5 時間  
                                       
 
シナリオ
  
 
グラフィック
  
 
音楽
  
 
キャラクター
  
 
総合点数
  
 
個人的評価
  
B+(23/30)    B+(15/20)    B+(15/20)    (24/30)    B+(77)      

初めに(前書き)
このレビューに関しては Making*Lovers のファンディスクで、本編に
 
登場した 3 人のヒロインの結ばれてからの一年後を描いた物になって
 
います。そのため、本編の Making*Lovers の ネタバレ をいくつか
 
書きますし、本編と比較して書いている所があります。その事を理解
 
された上で、納得された方に読んでいただければ幸いです。

総評
一番言いたいのは ボリュームと値段を考えて満足できたか? と言う事です。
 
最初からミニファンディスクとして発売される事は分かっていたんですから
 
ボリュームの少なさに、わざわざ文句を言ったりはしません。肝心の内容も
 
本編の雰囲気を継承しながら、面白く満足出来る内容になっていました。
 
少なくとも本編を楽しめた人なら、大きな欠点は無いと私は考えます。
 
だからこそ最初に書いた ボリュームと値段を考えて満足できたか?
 
個人の評価が大きく分かれると思います。「これぐらいの内容なら本編に
 
入れればいいのに、わざわざファンディスクに分けなくても」と思う人も
 
いると思いますし「値段を考えれば十分楽しめた」と思う人もいると思い
 
ます。私はどちらかと言えば後者ですが、前者の気持ちも理解出来ます。
 
だからこそ評価か難しいんですが。

あらすじとプレイについて
本編で結ばれてからの一年後を当社比 150 %UPの激イチャアフター
 
ストーリー。と言う事ぐらいしか書く事がないです。それ以上は公式
 
ホームページを見た方が早いです。
 

共通ルート無しの各個別ルート 1 時間前後です。最初にどのヒロインの
 
個別ルートに入るかを選択して髪形を選択したら後は、一度も選択肢が
 
表示される事も無く進みます。攻略順は、特に自由で良いと思います。
 
私は 可憐→咲→亜子 の順番でクリアしましたけど大きな問題は特に
 
無かったのでこれをオススメとしておきます。

シナリオ
そこまでのボリュームが無いので、そのまま各個別ルートの評価と内容に
 
ついて書いていきます。まず可憐の個別ルートについてです。付き合い
 
だして一年後。相変わらずのラブラブイチャイチャな 2 人が周りの人達に
 
リア充ぶりを見せつけながら、過去の出会いを振り返り、未来に向かって
 
進んでいく話です。これに関しては本編で見せた可憐の可愛さと主人公の
 
面白さ。凸凹カップルと言う言葉がピッタリくる 2 人のやり取りを面白く
 
描写していると思います。次に咲の個別ルートですが、交際歴 2 年目の
 
咲に襲い来るハムジローと母親。そして咲は葵未久に勝てるのか?と言う
 
話です。こちらは咲の母親の勝利と言うべきですね。この母娘と上司の
 
大内の親族間のやり取りは、とても面白かったです。特に咲の幼少期の
 
エピソードは声に出して笑っていました。それ以外にも本編で見せた咲の
 
魅力を上手に引き出していたので全体的に良い内容にまとめていました。
 
最後に亜子の個別ルートですが、義理とは言え家族の前で兄妹が朝っぱら
 
からバカップルの様にイチャついて、父親がキレる展開から始まりますが
 
この家族だからこそ出来る会話のやり取りは流石と言うべきですね。いや
 
良い感じに、とち狂ってるとでも言えばいいですかね。そんな面白い家族の
 
関係のエピソードの最後にアレを持ってくる辺りは、良く出来た構成だと
 
素直に思います。全ての個別ルートに言える事ですが、本編のレビューで
 
書いた、はちみつに砂糖をぶっかけたような、ラブラブイチャイチャな
 
シーンやバカップルぶりの描写。これを、当社比 150 %UPで描写して
 
いるので、中々凄いです。でも、それだけでなく 2 人の関係性や周りの
 
人間や家族の思いやり。こう言った物をシナリオに上手に組み込んでいる
 
辺りも高く評価出来ます。欠点を、あえて書くならサブキャラクターの
 
使い方ですかね。亜子の個別ルートなんて、ほぼほぼ家族だけしか登場
 
してませんから。もう少しサブキャラクターを含めたやり取りがあったら
 
もっと面白くなっていたかなと言う思いはあります。まあ、現状でも十分
 
面白いですが。

グラフィック
大きな変更点はヒロイン達に新しい髪形が追加された事ぐらいで、本編と
 
基本的に変わらないので、評価も変わらないです。新しい髪形については
 
亜子の髪形が私は好きです。特にHシーンでは新しい髪形の方がエロさが
 
3 割増しぐらいにはなっていると思います(注 個人の感想です)新規の
 
一枚絵はHシーン関係を除けば、3 枚ありますが、その中の一枚絵の 1 つ
 
可憐が主人公のお腹に手を当てている一枚絵。これは、あのネタのために
 
わざわざ作ったんでしょうね。気合を入れる所を間違えている気もしますが
 
これはこれで面白いのでいいと思います。

音楽
本編と基本的に変わらないので、そこまで書く事がないですね。何しろ
 
オープニングとエンディングまでカットしてますから。その辺りも考慮
 
して本編より評価を下げましたけど、中身に問題は無いです。

キャラクター
本編では咲が一番好きと書きましたけど、今回は亜子が猛烈に追いかけて
 
差が、ほとんどなくなりましたね。まあ、元々全ヒロイン好きでしたけど。
 
そう言う意味では可憐が若干後ろに下がりましたね。いや、悪かった訳では
 
ないです。ただ、新たなる魅力を見せた咲。過去の関係と積み重ねを見せた
 
亜子に比べると、本編で見せた魅力の正当進化の可憐では インパクト
 
言う点において、どうしても少々劣ると言わざるを得ないですから。結局
 
私の一番好きなヒロインは、咲のままですけど、Vol.02 が発売されたら
 
ましろとレイナが評価を上げるかもしれないので、この評価も変わるかも
 
しれないですが。サブキャラクターについては咲の母親が一番好きです。
 
いやー、この母娘のやり取りは本当に面白かったです。それだけでなく
 
キチンと娘である咲の事を想っていたのも、伝わってきて良かったです。
 
主人公も本編と同様で、相変わらず変態ですし、口も悪いですが、若干
 
口の悪さはヒロインと結ばれた後と言う事もあってマシになっていると
 
感じました。それだけでなく、優しさや思いやりも 3 割増しぐらいには
 
なっていますね。最終的な評価は本編より下がりましたが、悪くなったと
 
言うよりも、本編でヒロインの魅力が、高評価に大きく貢献していたのに
 
その、ヒロインを 2 人欠いている状態にも関わらずの評価に下がる
 
だけで済んでいる所は流石だと思います。その大きな理由が咲の母親と
 
主人公の家族と言ったサブキャラクターの奮闘と亜子、咲、可憐、の
 
3 人の魅力ですね。

Hシーン
回想シーンに、亜子、可憐、咲、それぞれ 2 つ収録されています。本編と
 
比べると内容が濃くなっていますね。咲の女王様とか、可憐の種付けH、に
 
亜子の普段とは違う妖艶な魅力を振りまくHも中々良かったです。激しい
 
Hシーンでヒロインの意識が飛びそうになったり飛んだりもしています。

最後に一言
公式サイトのあらすじは間違いではなかった。




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